女性に多い

腕をマッサージされる女性

女性に多いとされる更年期障害ですが、この原因は、閉経により体内の女性ホルモンが急激に減少するためであると言われています。この女性ホルモンを体外から補充することにより、更年期症状を和らげることを目的として行われるのが、ホルモン補充療法です。欧米では45〜64歳の女性の約3割はホルモン補充療法を受けていると言われています。しかし、日本ではホルモン補充療法に不安を感じるという人も多く、普及率は1割に満たないとも言われています。ホルモン補充療法は1940年頃のアメリカで行われ始め、1986年には骨粗しょう症や心疾患の予防にも用いられるようになりました。さらに、1992年にはホルモン補充療法のガイドラインが提示され、行う人が増加したと言われています。

日本では、「老後」の生活について積極的に考えられてはいませんでした。しかし、近年は少子高齢化社会に伴い、老後の生活の質について、考える人が増えてきています。ホルモン補充療法は、予防的な治療に分類されているため、保険の適用はされません。治療費は全額自己負担となるため、治療方法などによっては、高額となることもあります。また、副作用が全くないというわけではありませんので、納得した上で治療を受ける必要があります。今現在、日本では普及率の低いホルモン補充療法ですが、これからは高齢になっても、元気で美しくありたいと望む人が増えると考えられそれと同時に、治療を受ける人も増えてくるのでは無いかと考えられます。